そう体堂が目指している『理想のあり方』があります。

それは「体の痛いところを治す」や「体の不調を改善する」場所(これらの改善は当然であると捉えています)、このもう一歩先、自分の体が本来あるべき状態(自分らしい状態)であるかを確認する場所でありたいという想いがあります。

仮に、病気知らずの健康体(だと思っている人)だとしても自分の体の状態を正確に把握出来ているかは定かではありません。

 

例えば、鏡の前に立った時、顔や体の前面は見る事が出来ますが、どう頑張っても後頭部や背中の状態を目で確かめる事は出来ません。

しかし、“三面鏡”を使用すると見えなかった自分の後頭部や背中を確かめる事ができます。

そう体堂での施術は、この三面鏡の役割とよく似ています。

施術を通して自分では気付かなかった体の状態を知る事が出来れば、その先に進む道しるべが見えてきます。

ただ、これらは自分や家族の体と“向き合おうとしている事”が前提になります。

常日頃から向き合えている人もいるかと思いますが、そうでない方は、まずは自分自身の体と向き合う「時間」を作る事からはじまります。

そう体堂でお伝えしている、体を創る運動「そう体操」や体を感じる「手当て(愉気)」はその「時間」を作る手がかりになるものであると考えています。